皆様ご存知の通り、ビニールハウスは四季のある日本でオールシーズン野菜を栽培するために欠かせない設備です。
そんなビニールハウスですが、実は設置することによるデメリットも存在するのです。
今回は、ビニールハウス設置におけるメリットとデメリットについてお伝えしていきたいと思います。
もしビニールハウスの導入を考えていらっしゃる方は、是非この記事をご覧になられた上でご検討ください。
もくじ
設置のメリット
まずはビニールハウス設置のメリットから見ていきたいと思います。
代表的なメリットとしては、保温・遮光効果により栽培する作物に適した温度や日射量を調整でき、旬でない野菜を栽培することができます。
これは非常に大きなメリットで、特に旬でない時期の野菜に関しては高価格で出荷できるため、安定した収入を得るためにはビニールハウスは欠かせない存在です。
そして意外と知られていませんが、ハウスの開口部に防虫ネットの設置も可能で、病害虫の発生を抑える効果もあり、農薬の量を減らすことができます。
設置のデメリット
続いてビニールハウス設置のデメリットを挙げていきたいと思います。
まず、根本的な問題として建設コストが高いという点です。
特にここ最近の異常気象により、強度の高いビニールでないと倒壊の恐れがあるため、近年ではより建設コストが高くなってきています。
また、フィルムの張替えや修理などのメンテナンスも必要で、もちろんそれにもコストはかかってきます。
そして、屋根のフィルムをはがさないタイプのビニールハウスでは、病害虫がハウス内に入り込む可能性もあるため、設計にも注意する必要があります。
まとめ
今回は、ビニールハウス設置のメリット・デメリットについてお伝えしました。
きゃろさん
デメリットも多く述べてきましたが、農家で安定収入を得ようと思うならビニールハウスの設置は欠かせません。
通常の栽培に慣れてきて、貯蓄が貯まったころにビニールハウスの導入を検討すると良いのではないしょうか。